離婚・男女問題

迷いを整理し、
心から前へ進むための力を。

離婚・男女問題は、感情の整理と現実的な判断が交錯する場面です。
私たちは、ご相談者様の感情をしっかり受け止めたうえで、感情論だけではない現実的な解決へと導きます。
どんなに対立が激しい状況でも、法的に整理し終結させるのが弁護士の役目です。
「この人となら今の状況を解決できそう」と思ってもらえるよう、わかりやすい言葉で、新たな一歩を踏み出すサポートを徹底します。

気持ちを整理し道筋を示します

弁護士2人体制手厚い対応

LINEもOK 柔軟な連絡手段

離婚希望の妻からのご相談でした。
夫婦で離婚の方針は一致していましたが、夫が「自分で築いた財産を半分も渡すのは納得できない」と強く主張し、財産分与の話合いが停滞していました。
しかも夫は弁護士を立てず、自分で対応していたため、制度の仕組みや法的根拠を説明しても理解が進まず粘り強い交渉が必要でした。
そこで当方不利にならない範囲で夫の感情への一定の理解を示しつつ、対立をあおらずに事実関係を整理しながら、冷静な対話の場を整えることに努めました。


相手方の不安やこだわりの背景を丁寧に聞き取り、財産分与の考え方を繰り返し説明いたしました。
「勝ち負け」ではなく「納得の整理」を意識して進めたことで、次第に相互理解が深まり、建設的な話し合いへと変化しました。
公正証書作成の場面では、相手方からも「渡邉さんに説明してもらって納得できました」と言葉をいただき、条件的にも依頼者様有利となり、安心して新生活に進んでいただきました。

職場恋愛を経て結婚された妻からのご依頼でした。
夫の態度が急に冷たくなり、家庭での会話も減ったことに強い違和感を抱かれていました。
やがて、オンラインゲームを通じて知り合った女性と夫が親密な関係を続けていることが発覚しましたが、当初は決定的な証拠がなく、モヤモヤした毎日を過ごされていました。
そんな中、ゲーム中のボイスチャットで性的な会話を交わす音声を入手し、初めて確信を得て当事務所へご相談くださいました。
職場関係も絡むため、慎重かつ冷静に対応する必要がありました。


証拠の整理から交渉方針、解決までの道筋を一つずつ丁寧にご説明しました。
夫側とは、離婚の影響も考慮しつつ、軸は法的な観点に置いて粘り強く交渉を行い、最終的には夫に不貞を認めさせ、依頼者さまのご希望どおりの条件で離婚が成立しました。
社内での関係にも配慮しながら、プライバシーを守る形での解決となり、依頼者さまからは「ようやく気持ちが落ち着きました」と安堵の言葉をいただきました。

再婚歴のある女性からのご相談でした。
数年間、パートナーの男性と同居し事実上の夫婦として生活していましたが、男性の夜遊びが増え、他の女性とも親しくしている様子が見られるようになりました。
やがて破局を迎えた際、男性側が「財産の一部を受け取る権利がある」として調停を申し立てたことから、今後の対応についてご相談を受けました。
依頼者さまは感情的にならず、関係を法的に整理したいというご希望でした。


内縁関係でも、実態として夫婦同様の生活があれば法的保護の対象となります。
そのため、同居の期間や生活費の分担、財産形成の経緯を丁寧に確認し、主張を明確に整理しました。
調停の場でも冷静に対応を続けた結果、依頼者様の立場が適切に評価され、納得のいく形で終結しました。
「これで気持ちを切り替えられます」とお話しいただき、新しい生活に踏み出されました。



「離婚すべきかどうか」ではなく、「どう生きたいか」を一緒に考えます。

感情が整理できないまま離婚を決断してしまうと、後悔を残すことがあります。
当事務所では、離婚を前提とした法的判断だけでなく、「そもそも離婚すべきか」という段階からご相談をお受けしています。
気持ちの揺れや迷いを無理に整理せず、まずは現状を丁寧に整理し、選択肢を明確にしていくことが大切です。
私たちが担当弁護士として感情に寄り添いつつ、一方で第三者的目線で冷静に状況を分析し、今後の方向性を一緒に考えます。

離婚を考えるきっかけとなった出来事

現在の生活やお子さまへの影響

続ける場合・離れる場合の選択肢やその見通し



裏切られた痛みを整理し、
「再出発」に変えるサポートを。

不倫を知った直後は、怒りや悲しみが入り混じり、冷静な判断が難しくなりがちです。
私たちは、感情を否定せずに丁寧に受け止め、慰謝料請求や離婚条件などを現実的に整理します。
まずは慰謝料相場に影響する事情やお気持ちを詳細に確認させていただいた上で、早い段階で交渉方針を明確にしておくことで、より有利な解決につなげます。
「どこまで求めたいのか」「何を守りたいのか」を一緒に確認し、「新しい生活の始まり」として前を向ける状態を一緒に作ります。

不貞行為の証拠の有無

離婚するお気持ちがあるかどうか

希望する慰謝料金額
(相場:50~300万円程度)




曖昧な関係をきちんと整理し、
次の人生へ安心して踏み出すために。

内縁関係は婚姻届を出していなくても、長年の同居や経済的支え合いがあれば法的保護の対象となる場合があります。
しかし、別れの場面では「結婚していないから関係ない」と誤解されやすく、感情的なもつれや金銭問題が残ることも少なくありません。
私たちは、内縁関係を「曖昧なまま終わらせない」ことを大切にしています。
依頼者様の感情に配慮しつつも交渉では感情論を避け、生活実態を丁寧に整理し、財産分与や慰謝料の有無を明確にします。
法的にも心理的にも整理がつくよう、関係の経緯を一つひとつ丁寧に確認し、依頼者さまが新しい生活へ安心して進める形を整えます。

同居期間や生活費の負担状況

財産形成への寄与の程度

慰謝料や金銭的清算の必要性